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私が思う独立診断士、成功の鉄則

 上手くまとめられるでしょうか。最近、独立して上手くやっていく方法について、なんとなくこうではないか、と思っていることがあります。それはなにかと言いますと、「無償の貢献を続ける」ということです。

 例えば、私は設立して6年になるNPO EASTという組織の事務局長をその設立時からやっています。お引き受けしたのは、まだ独立する前でした。今でこそ社員を雇い、会社として事務局業務を受託するようになったので、委託報酬をいただいていますが、一人でやっていた4年間は、無報酬でやっていました。その間、事務局を代わってくれという話を何回か提起しましたが、結局自分がやり続ける結果になっています。

 独立開業研究会の運営を始めてから、もうすぐ2年になります。これも、参加費1,000円をいただきますが、会場代と広告宣伝費で丁度とんとんくらい。これも、無償の貢献です。

 報酬をいただかないで何かを行うことの唯一のメリットは、逆説的ですが、継続しやすいことだと思います。最初から直接的な報酬を求めないで義務感や貢献意欲に基づいて行っているのですから、止める理由は立ちにくくなります。これが、報酬をもらってやっていることなら、忙しくなって単価があわなくなったとか、費用対効果が無いとか理由を持ち出して、止めてしまうのです。

 無償の貢献は、情報発信としてのブログ(日記や気持ちの表現が中心のブログは除きます)の更新であったり、メルマガであったり、研究会の運営であったり、セミナーの開催であったり、いろいろとあると思います。それを、直接的な見返りを求めずに継続するのです。その効果が様々な面で現れるのは、自分の経験からは、2年経過したくらいかなと思います。だんだんと、間接または直接の報酬となって返ってきますから。

 もうおわかりと思いますが、無償の貢献とは、即時的な直接の報酬を求めないだけで、長期的で間接的な報酬は放棄してはいません。むしろ、結果として期待しても良いものだと思います。

 ただ、無償の貢献を行う際に、絶対に守らなくてはならないことがあります。それは「無償の貢献は自分の名前で行う」ということです。
 自分が参加する前から存在する組織の事務局や委員を無償で引き受けることは、自分の名前で行う貢献ではありません。私の経験則からは、同じ無償の貢献であっても、あまり報われることが無いように思います。
 あなたの他にも、以前誰かがやってきた役割である場合は、誰もが通る当たり前の行為になってしまっていがちです。その頑張りが評価されるかどうかは、その組織にあなたより先に所属している方々の人間性に大きく依存するので、必ずしも報われるかどうかはわかりません。

 自分の名前で無償の貢献をする。それが鉄則です。その報酬は、必ず返ってきます。中でも、100%の見返りがあります。それは「スキルの向上」です。ブログを書いていれば、自分の頭の中にあるストーリーを表現するスキルが上がります。セミナーを続けていれば、確実に講演スキルは上がります。研究会を運営すれば、その準備のために確実にその専門性は向上します。それらの高まったスキルを買われて、仕事の受注に繋がることは多々あります。

 無償の貢献は感謝を集められます。その感謝は、我々のような事業者にはかならず形として返ってきます。大幸経営がこんな世の中でも継続してご依頼をいただいているのは、結果としてこの法則に則っているからではないかと思っています。

 私がぼんやりと気が付いていることが、少しは伝わったでしょうか。当たり前のことだと思われるかもしれませんね。でも、これから独立される方は、何を無償の貢献に選ぶか考えてみるのも良いのではないでしょうか。できれば、他の人がやっていないことが良いのかもしれません。同じ無償の貢献なら、やはり注目度を集めた方がその効果は高くなりますからね。自分も一つアイディアをもっていて、実行できずにいることがあります。これは、誰かに先を越されちゃうかなとも思っています。これやったら、かなり注目を集めると思うし、スキルも上がると思うのですが。

2010年03月10日

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